このページではJavaScriptを使用しています

TOP» 最新の「旬」 一覧» せいないじ村塾 山のうち探訪しました

清内路、旬の情報

2015年05月25日

せいないじ村塾 山のうち探訪しました

第5回せいないじ村塾が行われました。
清内路、それも下清内路地区だけにある「山のうち(通称:出づくりの家)」。これは、集落内では田畑を作るような場所がないため、山を切り開き家を建てて、家財道具一式を持って春~秋まで一家で移住して生活をしていた独特な文化です。
最盛期には102戸の山の家が存在したと言われます。
現在は道路なども整備され、山の家に車で通っている方も多くなりました。
このような文化に触れてきました。

この日伺った家は5軒。
最初に昼神温泉から5分ほどの清内路では一番暖かい平瀬地区。
最近は花木を熱心に取り組んでいる櫻井建樹さんの家。急な斜面を平に切り開き野菜や花木を管理されています。まだ道路がない頃の写真も見せていただきました。山の家に移住すると学校まで約4キロ位。学校まで同じように移住している友達と山道を通ったそうです。今はスクールバスや歩道も完備され、しかも先生が付きそう時もあるような状況です。昔の子どもたちは陽が短くなれば暗く細い山道を通っていたのだと思うと、今は本当に安全安心過ぎると感じてしまいます。
P1040338.jpg
2軒目は同じく平瀬の櫻井喜美夫さん。
今年はお茶の芽が良いらしく、ちょうど蒸しているところでした。
P1040356.jpg
清内路で清内路産のお茶を飲み続けているのは喜美夫さんくらいだと思います。
体の調子が悪く畑の管理がやりきれないようですが、炭の大切さや昔の生活について語ってくださいました。
P1040347.jpg
お昼前に姿見不動滝と不動尊神社を見学し、午後は「鳥城(としろ)」地区の山の家を見学です。終点まで約1時間歩き、清内路伝統野菜保存会の会長櫻井道治さんの家を見学しました。獣害が多いためか、この山の中でも電気柵をし、獣に食べられにくい野菜を作っていました。
P1040377.jpg
4軒目は通称「清内路のマチュピチュ」と呼ばれる櫻井紋弥さんの山の家見学。ここの石垣は本当に素晴らしいです。紋弥さんの先祖が積み重ねた何段もの石垣。昔は田んぼを行っていたそうです。石垣には上へと続く階段も石で丁寧に作られており、要所要所にその技術の高さに驚きと感動を覚えます。参加者全員が納得の世界遺産(登録されていませんが…)でした。
今も当たり前の生活とは言え、この景観を維持されている紋弥さん。「竹の根が入って来ちゃった」と重機を使ったのかと思うような穴を掘っていました。この景観を後世に伝えなければならないなと感じた場所でした。
P1040391.jpg
5軒目は櫻井渡さんの家。
息子さんが最近は手入れをしているそうで、とてもきれいに畑を作っていました。
ここまで通じる道の管理がすごいです。立派な遊歩道のようでした。こういった1つ1つの丁寧な暮らしが近代に大切な事なんじゃないかと思わされます。

次回は7月12日(日)秘境「霧ヶ滝」探訪を予定しています。
かなりハードな状況と思われますが下見を実施したら情報を発信したいと思います。

●コメント

  • 出作りの家は本当に清内路の宝ですね。これが日本の宝になるまで(そう遠いことではない気がします)、守り続けたいものです。

    投稿者 : 岡本流生 さん (05/26)

 

●コメントを投稿

※村が不適切と判断したコメントは削除させていただきます。


最新の「旬」 の一覧へ戻る»

TOP» 最新の「旬」 一覧» せいないじ村塾 山のうち探訪しました