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「あかねちゃん」っていったいどういう焼酎なの?
清内路村といえば「清内路峠」「一番清水」「花桃」「ミズナラ」というイメージがわくかもしれません。
その一方で清内路村といえば「あかねちゃん」と答える人が増えてきています。

けれども、ひょっとしたら「あかねちゃん」自体を見たことがある人は少ないかもしれません。。

というのも実はこの「あかねちゃん」・・・「幻の焼酎」なのです。

「えっ? 幻の焼酎なの?」と気になったそこのあなた、さっそくこのページで「あかねちゃん」について紹介することにします。

 そもそも「あかねちゃん」というのは、清内路村で獲れる「アカネダイコン」のことでつまり大根なのです。
「えっ!? 大根で焼酎ができるの?」と不思議に思う人もいることでしょう。一般的な焼酎の原料といえば芋を筆頭に麦やソバそして米などがそうだからです。
実は昔から清内路は谷あいの村のため、雪に閉ざされる冬場に食料を調達するために普通食べられているような漬物よりも塩辛い味付けで漬物を漬けることが続いていきました。そしてその材料として最も多く使われたのが「アカネダイコン」だったのです。そしてこの「アカネダイコン」は清内路と相性がよく、ほかの地方ではなかなか赤くならないのに清内路で育てると真っ赤に染まるのです。ですので漬物というと真っ赤なアカネダイコン漬けが清内路では主流なのです。

(シーズンになり収穫された「アカネダイコン」これが「あかねちゃん」の原料になります)

けれどもダイコンも生き物です、なかなかうまく育たない場合がありますよね。たとえば途中で割れてしまうとか形がおかしくなってしまうとか・・・
そしてそのようなダイコンは「規格外」になってしまい、なかなか漬物に使えずに使い道にいろいろ悩んできました。

そこで清内路村の櫻井久江村長が考えたアイディアが

「焼酎に使えないかなぁ〜

というアイディアだったのです。
普通だったら「えっ!?」と思ってしまうのでしょうが、そこで実行に移そうと考えるのが清内路村のバイタリティ。
そのアイディアを飯田市にある喜久水酒造さんに持ち込んで出来上がったのが「あかねちゃん」だったのです。

試行錯誤の末「あかねちゃん」が完成したのは平成17年の秋のこと。
そして翌18年3月には晴れてデビューとなりました。
もともと谷あいに属している清内路村の耕地面積自体が少なく、そのせいもあってアカネダイコンの生産量も少なかったのですが、販売開始と共に瞬く間に人気になり3ヶ月後の7月には300mlに換算して3000本の在庫がなくなってしまったのです。そしてシーズンになり販売すると共に毎回売切れてしまうことから非常に希少価値の高い焼酎になったのです。

(「あかねちゃん」 左が720ml,右が300ml)

気になる味はというと朝鮮人参やダイコンの香りを足して2で割ったような味でちょっとクセがありますが、おいしいと感じてからは逆にそれがクセになってしまう「あかねちゃん焼酎」。なかなかこの香り・感覚はほかの焼酎で味わうことができません。

いちど気になった方は試してみられたらいかがでしょうか?



「あかねちゃん」はどこで飲めるの? 買うのはどこに行けばいいの?